死ぬ恐怖

脳の働きが解明されつつある今日、右脳と左脳の違いがよく取り沙汰される。

左脳が言語、右脳がイメージとか。
左脳が意識、右脳が無意識とか。
左脳が論理、右脳が感情とか。

そして、右脳をもっと働かせよう!という提言をよく見かけるようになった。
ということは、これまでは左脳の働きに偏っていて、
それによる害悪に気づいたということだろうか。

これまでの社会的害悪といえば、高度成長期の副産物と同義かな。

そして、最近の自殺者増加が気になる。
取り敢えず、これもアンバランスな脳の働きの結果のひとつと考えてみるとこうなる。

左脳を使って色々と「考える」ことで悩んで苦しんで、
左脳が司る「言語情報」が氾濫しているインターネットの世界で、
「論理的に」自殺の方法を考えて、自殺を実行する。

集団自殺 - [同時にネット心中か...]


これは、左脳が発達した現代人の行為といえるんじゃないだろうか。


右脳が「怖い!」と感じて悲鳴を上げても、左脳が発達した現代人は
怖さ・痛さを軽減する方法を論理的に考える。

「独りで死ぬのが怖い!」と右脳が感じれば、
自殺の仲間を募ることを考える。

「死ぬ痛みが怖い!」と右脳が訴えれば、
予め、なるべく痛くない死に方に関する情報を検索する。

完全に左脳が右脳を抑えこんでいる状態なんじゃないか?

最近話題に上るのは、
単に右脳を鍛えればビジネスに役立つとかいう功利的な話としてじゃなくて、
ある意味、右脳が「無意識に」鳴らす警鐘なんじゃないだろうか。

ちょっと今後は少しずつ、論理的に非論理的なことを考えてみたい。
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by swanote | 2004-10-13 23:37 | 反応
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