喫茶店で隣にいたカップルの会話を聞いて、
性別を越えて共感することの難しさを感じた。 店には先に女の人がいて、後から男がきた。 どうやら彼女の携帯の充電が切れて連絡が取れず、行き違っていたらしい。 まず、男が彼女と連絡が取れないことに気づいて、 どんな可能性があるか色々考えたことを話す。 すると、彼女は「ごめんなさい」をやや強い調子で連発。 男は、「いや、謝ってほしいんじゃなくて」と言い、また同じ話を繰り返し、 更に自分がここに来るまでどこを探していたかについても楽しそうに話す。 しかし彼女は、反応を返さず、携帯を触っている。 男の話が終わって、今度は、彼女が仕事であった出来事を話し出す。 彼女の話は、今日自分が仕事で非常識に感じたことについて 「はあ!?」「バカじゃないの!?」という過激な言葉を吐きながら、次第に盛り上がってきた。 しかし男は、カバンから書類を出して何か作業を始める。 彼女が話を中断して「どうしたの?」と聞くと、男は自分がやっている作業を説明し始める。 そのうち、男が席を移動して彼女の横に並び何かを一緒に見始めた。 一見仲が良さそうで、付合いも長いようだが、 お互い相手が面白いと思っていることに共感していないのでは? 不思議だ。
by swanote
| 2005-02-19 03:26
| 独白
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