性犯罪者情報

性犯罪者情報に限って、法務省から警察庁への情報提供システムがやっと生まれる。

<性犯罪者情報>住所と出所日の提供で合意 警察庁と法務省

これまでの流れを単純にまとめると、


奈良で起こった女児殺害事件の犯人が、性犯罪の前科者だった。

犯人の出所後の行方を警察庁が知らなかった為に、捜査に手間取った。

これからは、前科者の行方を把握して、事件の捜査に役立てたい。

ということで、性犯罪者の住所などの情報を警察庁が把握することになった。


これによって、何が変わるんだろうか。


自分の推測では、


世間からも、情報の公開を求められる。

アメリカではHP上で検索できるなど、前例もあるので情報が公開される。

地域で前科者に目を光らせるため、再犯防止・検挙率アップに繋がる。
また、被害者の気持を理解し更正して社会復帰したまじめな前科者は、偏見の目に苦しむ。


こんなところかな。



ところで、性犯罪の被害者を限定しているのはよくないと思う。

例えば、「身体的な暴力を伴う性犯罪」とか、
「襲われても回避能力のない、小学生以下の子供を狙った性犯罪者」とか。


犯罪は、次第にエスカレートする。

「身体的な暴力」を行なわなかった性犯罪者が、
次回は「身体的な暴力」を伴うかもしれない。

その時、結局犯人がリスト漏れしているじゃないか。


また、被害者の対象を「回避能力がない小学生以下」として、
「13歳以上の被害者には回避能力がある」という前提もおかしい。


回避能力の有無で差別するなんて、
襲ってくる男を回避できたら、被害者にはならないし犯罪も成立していない。

どうせ差別するなら、その後被害者の苦しむ期間が長いことを考慮して、
小学生以下の場合は重罪にするとかしたらいい。



基本的に、
性犯罪者というのは、相手の気持を無視して性的行為をする人
のことをいう。

性的行為をする=性犯罪者
という定義が、成り立たないからだ。


つまり、
相手の気持を理解できない前科者は、
対象を小学生にしようが、中学生にしようが、それ以上にしようが、
やっぱり相手の気持を無視して性的行為をする可能性がある。


奈良の女児殺害事件の再発を予防したいのなら、
前科者が出所する前に、きちんと相手の気持を理解できる大人に教育したらどうだろう。

参考:共感の欠如した人間
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by swanote | 2005-02-11 00:40 | 反応
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