まず、この記事バチカン市国が世界有数の犯罪都市である理由の
の部分に嬉々としてツッコミを入れるブロガーの皆さんが面白かった。 最近の世の中、暗いニュースばかりだし、 積極的に面白いことを見つけていく姿勢は見習いたい。 ところで、2000年の冬にローマに行った。 街の至るところに警官がいて、キリスト教国の記念すべき年を訪れる観光客が なるべく犯罪にあわないよう治安維持に努めていた。 それでも怖かったので、防犯対策をいくつかした。 外出する時は、ダサくてもコートの下にカバンをかけた。(しかも斜め掛け) お金のない学生のような格好でうろついた。 それでも、颯爽と横を通りすぎたキレイなお姉さんが、 無言で自分のポケットに手を入れてきた時は、ビビッタ。(何も入れていなくて良かった) そして、スペイン広場近くのブランドショップから、 中央駅のホテルまで延々と追っかけてくるおじさんがいた。 (走って逃げたら走って追いかけてきた) ローマは、キリスト教が根付いている。 キリスト教精神のなかに、「富める者は貧しい者に恵むべき」という考えがある。 これが長い年月の間に微妙に変化したのだろうか。 「富める者は貧しい者に恵むべきだ」 ↓ 「恵んで当然だ」 ↓ 「くれないなら盗ってもいい」 と変化して、犯罪者達の盗人魂に一層磨きがかかったのではないか? なんか、皆堂々としていて怖かった記憶がある。 ちなみに、ジプシーと呼ばれる人達(幸い遭わなかったが)は、 大勢で観光客にたかって奪っていくらしい。 友人がローマに行ったときは、方々から子供達が集まってきて、 壁に追い詰められ、追い払おうとしても勝手に腕時計やカバンを持っていこうとした と言っていた。
by swanote
| 2005-01-10 03:36
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