強烈な言葉の独り歩き

「負け犬」という言葉は、『負け犬の遠吠え』という本のタイトルから
世間で流行した言葉だが、本の趣旨とは別に、この言葉だけが勝手なイメージを人に与えている。

新成人の早婚願望高まる 「負け犬」が反面教師?

酒井順子インタビュー(一部抜粋)
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――雑誌や新聞の「負け犬論争」のようなものを読むと、「30代以上の未婚女性を負け犬だなんて、どういうつもりだ!」「私は負けてなんかいない!」といった調子の、そもそも『負け犬の遠吠え』を読んでいるのか?という疑問を感じざるをえない意見を言う方がいます。

「そういう方はたぶん、タイトルだけ見て読んでくださってないんでしょう…。私だって結婚を望んでいるのに叶わず悩んでいると書いているのに。私こそが当事者だと言いたいです。30代以上の未婚女性が人生においても負け犬です、などと私は言っていません。ただ、30代以上の女性が結婚しないでいると、世間の人から『負け犬』と見做されてしまう世の中に生きている、ということは自覚したほうがいいのでは、と言いたいんですよ。口に出して言わずとも、負け犬と思っている人はやっぱりいるじゃないですか。だから、負けてなんかいない! と言い張っている人を見ると、痛々しい感じがする。"負け"と見做す人の視線に抗うと、向こうも躍起になっていじめてきます。それならば、負け犬ですけどそれが何か? と開き直って"負け宣言"し、お腹を見せちゃったほうがずっと楽になれると思うんです」
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ところで、
男性を選別できる能力を備えた女性の眼鏡に叶う「いい男」は少ないと言われて久しい。

その結果なのか、最近は結婚できない男性が溢れている。

そんな男達が求めるのは、「ダメ出しする女」ではなく、
ダメな自分でも全面的に尊敬してくれる女性だろう。

若い女性が結婚して欲しいと自分(の経済力)を頼り、
(年上で甘えられるからということで)尊敬してくれるなら、
そんな男達もきっと幸せになれるだろう。

ということで、独身男性は「負け犬」という言葉におびえる若い女性と
うまく結婚できるといいね。(気楽)

これは、最近の晩婚化・非婚化に対する反動なのかもしれないな。
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by swanote | 2005-01-07 19:58 | 反応
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