言い逃れ

あなたの流行語、今年の十大ニュースは?

既に、責任逃れの常套句と化してしまった「記憶にございません」に始まり、
あらゆるお偉方が放った見苦しい態度と聞き苦しい発言が
今年もテレビを通じて紹介された。

こういうのが、何気に一番流行しているんじゃないだろうか。


「覚えていない」、「やっていない」と、自覚がないのを理由に許してもらおうとする。


なぜ、世間では通用しないのに、「覚えていない」なんて言葉を堂々と使って
社会的地位の高い人が、責任逃れを試みるのか。


例えば、酔っ払いが妊娠中の女性に殴りかかって、
あとから「覚えていない。」と言ったところで、許してもらえるものではない。
覚えていないのは、覚えていない本人が悪い。

例えば、勉強した範囲が試験に出たのに覚えてなくて答えられなかった時、
「覚えていませんでした」と言って、情けで点を加算してもらえる人はいない。


覚えていないのは本人の責任。
覚えることもできない分際で、責任能力を上回る問題を起こして周囲に迷惑をかける。

自分が悪いことをしたという事実を潔く認める心意気もない。
ただ、その事実から目を背け、言い逃れようと必死だ。

そんな小心者の発言が社会的に通用すると勘違いしている。



このような発言が蔓延して、

本当に悪いことをしていない人の発言まで疑われる社会を作る。

相手を信用できない社会を作る。

目上の者を敬愛しない社会を作る。


社会的地位の高い人間が放つ虚言は、社会的害悪だ。
たぶん「そんな社会を作った覚えはない」と言うだろうけど。
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by swanote | 2004-12-06 22:36 | 反応
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